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2007年05月29日
ライブラリーよりDVD

小津の彼岸花。
それは置いといて。
菅原 通済(すがわら つうさい)がチョイ役で出演している。
菅原 通済と云う役者はもちろん知っていた。
だが、だがだが。
我々の世界(骨董好き)で菅原 通済と云えば、常盤山文庫(ときわやまぶん
こ・美術館・現在閉館中)を設立した、大物コレクターである。政界・建築業界
のフィクサーとしても著名だ。
墨跡をメインとした収集にて、国宝(2点)・重文・旧重美が ずらずらずらー
である。安田家と縁戚にて戦後の財閥解体の際に古筆の名品を多数譲り受
け、墨跡とともにコレクションの中核を成している。
その菅原 通済が、役者の通済と同一人物であった・・・
まったく知らなんだ・・・
こんな事は、周知なのだろうが知らなんだ・・・
この映画で疑問に思っていた事がある。
小津作品では、しばしば骨董らしき物が小道具として使われる。
あきらかに駄目。な、李朝白磁なども・・・兎に角つまんない物が多い。
ところが、彼岸花の旅館での同窓会シーン(通済も出演)にて、床に多武峯曼
荼羅・とうのみねまんだら が掛けてある。
ピントが合っていないため、確たる事は云えぬが表具も良く南北朝か?下って
室町か?と云った雰囲気である。
菅原 通済の物か?それとも通済が小津にあげた物か(実際色々プレゼントし
ていたらしい)?謎が氷解した思いで、最近小津映画にはまっている。
常盤山文庫の図録(高島屋・根津美)には掲載されていないが・・・
ライブラリーよりDVDをお持ちになって、小津作品をお部屋でゆっくり観る。
いかがでしょうか。
白雨文庫拝
宿屋のブログも書けるのである。
そうでもないか・・・
来月のお小遣いで「飛梅余香」S.42発行・常盤山文庫図録を買って調べて
みよう。
と、思っているのだが、調べてどうする。とも思っている・・・
投稿者 sansyuyu : 2007年05月29日 09:44